最新版 HIDsph05 のページへ            トップページに戻る

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

        *** VER.030 から033 へ変更しました *** (2009/10/26)

        VER.030 から033 への変更点

        ・AVR側ライタ・ソフトで最初の1bitがターゲットAVRに送れない不具合を修正しました。

            (HIDsphDESCソースコード中の//MYD090925 のコメントのある2行)

        ・PC側ライタ・ソフトにATmega168 もプログラム可能にしました。

        ・PC側ライタ・ソフトでfuse データを表示するようにしました。

        ・PC側ライタ・ソフトのVerfy エラーを10行まで表示するようにしました。

        ・シリアル通信テスト用マイコンをATtiny2313 からATmega168 に変更しました。

           また、シリアル通信の受信を割り込み使用に変更しました。

 

        @USB_GET_DESCRIPTOR 使用によるシリアル(COM)通信機能

 

        VISTA 対応 Win2KWinXpVISTA対応

         user mode ドライバのみを使用し、LIBUSB も使用していませんので、

        未認証のKernel mode ドライバを排除するVISTA でも動きます。

         PC側の Terminal Emulate(HidTerm) ソフトは、直接AVRマイコンを

        コントロールしていますので、特別なデバイスドライバは不要です。

         使用したAPI は以下のもののみです。

        DeviceIoControl(IOCTL_USB_GET_DESCRIPTOR_FROM_NODE_CONNECTION)

 

        ・データの転送速度はPCとAVRマイコン間で

         4m秒間隔でPCから4Byte+7bit 、PC へ7B(データは6B)の転送が可能です。

        ・AVR側の転送レートは9600BPS 固定で、Data8、NoParity、Stop1 です。

         AVRでのフロー制御はCTS/RTSハードウェアコントロールです。

 

AVRライタのターゲット部で動く、シリアル通信テスト用マイコン(sphTEST)も用意しました。

 

        AAVRライタ部で追加・変更した機能

 

        ・データ転送速度を高速化しました。(HID転送)

         2008年(Ver.01)では7Byte(実際には5B)転送に4m秒かかっていましたが、

        Ver.03 では40(実際には32B)転送に8m秒(約3倍に高速化)しました。

         この場合、ターゲットCPUのクロックは2.8MHz 以上の必要があります。

         そのため、プログラム域に書き込む前に、フューズを書き込む必要があります。

        その(フューズを書き込む)場合でも、ターゲットのクロックは0.9MHz 以上の必要があります。

 

        ・ATmega88 もプログラム可能にしました。

        ターゲット・デバイスのSignature Bytes によって自動的に切り替わります。

 

        ・PC側ソフトは、HEX ファイルのドラッグ・アンド・ドロップで起動しても、

        終了時にDOSプロンプトを閉じなくするために、ショートカットを用意しました。

        EXE でなくショートカットのほうで起動してください。

         また、終了後にマウスを右クリックすれば、起動時のコマンドを貼り付けます。

 

        ・Vendor-ID名、Product-ID名を変更しました。

        PC側ソフト(HIDsph)はVer.01 と同じ名前ですので、新版(Ver.03)に換える前に、

        始めにAVR に新版ファームウェア(sphDESC)を書き込んでからでないと、

        新版(Ver.03)PC側ライタソフト(HIDsph)で旧版ファームウェア(sph2313)使用では

        ライトできなくなりますので、注意してください。

 

ダウンロードHIDsph034.zip (251K) 旧(2008年)版ダウンロードHIDsph010.zip (208K)

 

 

        ・dual-AVR 版 回路図。

        U2(mega168マスタ)、U3(tiny2313スレーブ)合わせて29本のポートが利用可能です。

        U3(スレーブ)側のライトはAVRSPH コマンドに「-S[V|W|P|F]」オプション付加で可能です。

        マスタ、スレーブ間の通信プログラムの概略と ダウンロード

 

 

        dual-AVR 版 の通信とライタ部分のみを抜き出した回路図

 

        ・LDO(Low Drop Out)レギュレータ部分は旧判と同じようにシリコンダイオード(1N4148等)2個を

        直列接続した回路で代用が可能です。(C3のバイパスコンデンサは必要)

        但し、その場合には、PC供給のUSB電源電圧が4.5V以上の必要があります。(規格では最小4.07V)

 

        ・ファームウェア(U1)はライタ機能のみ使用の場合、1822(71EH)バイト使用しています。残り226バイト。

        シリアル通信機能も使用の場合は残り0バイトです。

 

         USB Vendor-ID、Product-IDは当方が保有しています。

        非営利の場合はそのまま変更せずに使用してください。

         非営利での使用で、他の用途に使用する時は、デバイスドライバは

        HIDのまま使用し、Product名の最初の1文字が「I」で始まるように

        変更して使用してください。

         非営利での使用で、同時に複数台を同じPCに接続し、各々区別する必要の

        ある時は、シリアルナンバの最後の1字のみを変更して使用してください。

         非営利以外で使用する場合は、メールにてお尋ねください。

 

         ソースコードのライセンスはGPL2(GNU GPL ver.2)です。

        しかし、なるべく、大きな変更や改良をした場合は公開するようにしてください。

         プログラム(含むオブジェクト)、回路図などの著作物の著作権に関しては、

        放棄はしませんが、非営利の場合はご自由にお使いください。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――